みなさん、こんにちは。 今回は、前回のパッシブ運用(インデックス運用)とアクティブ運用の続きです。
どちらが良いのか、について、筆者なりに考察していきたいと思います。
- インデックスファンドの歴史は40年程度?
- 最近は、インデックスファンドの方が良いという記事が多い
- 投資の神様ウォーレン・バフェットもインデックス投資を遺言に!?
- 本当にアクティブファンドはだめなのか?
- 結論!中長期で運用する、投資信託の商品選びに自信がない人は、インデックスファンドを選ぶべし
さて、パッシブ運用(インデックス運用)とアクティブ運用のどちらが良いのか、という本質的な考察をしていきたいと思います。
その前に、インデックス運用とアクティブ運用とは?を確認した方はこちら!
takewoinvestment.hatenablog.com
インデックスファンドの歴史は40年程度?
いろいろな文献を見ていくと、投資信託の歴史の中で最初に出てきたのは、アクティブファンドだったそうです。
インデックスファンドがはじめて登場したのは、1976年だそうです。米国初の個人投資家向けインデックスファンドが登場したのは今から40年前のことです。インデックスファンドの父、とも呼ばれ、今では世界最大の運用会社となった米国バンガード・グループの創業者であるジョン・ボーグル氏が1976年に米国初の個人向けインデックスファンドを設定しました。
そんなに長い歴史ではないんだなー。
最近は、インデックスファンドの方が良いという記事が多い
最近は、インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも良い、という記事が多く出ています。たしかに、事実としては以下の通りとなります。
たとえば国内の日本株ファンドで、過去10年間のトータルリターンがインデックスを上回ったアクティブファンドは、2021年9月末時点で42.6%しかありませんでした。つまり、6割近くのアクティブファンドは、インデックスに負けてしまっていたわけです。
米国籍の米国大型株式ファンドで過去10年間のトータルリターンがS&P500指数を上回ったアクティブファンドの比率を調べると、2021年4月末時点で28.5%過ぎませんでした。
2020年12月末時点で、過去10年間のトータルリターンがインデックスを上回ったアクティブファンドは、米国株式ファンドで5.38%、グローバル株式ファンドで2.15%、新興国株式ファンドで6.02%しかありませんでした。
投資の神様ウォーレン・バフェットもインデックス投資を遺言に!?
かの有名な投資の神様であるウォーレン・バフェットの遺言も非常に有名です。
現金の10%を米国の短期国債に、残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい。
ヴァンガードのファンドがいいだろう。
この方針なら、高い報酬のファンドマネージャーを雇うどの年金基金、機関、個人の出す結果よりも長期にわたって良い成績を上げられると思う」
90%をインデックスファンドにしろ、って言ってますね。
投資の神様の遺言は偉大で影響力大ですよね。
本当にアクティブファンドはだめなのか?
アクティブファンドは、全体の割合からいえば市場平均に勝てないファンドの方が多いですが、中には市場平均に勝ち続けているアクティブファンドもあるということも忘れてはならないことだと思います。
最近のアクティブファンドは、どうやら、インデックスファンドと同じような組成をしているものも多いらしく、もし、そうであれば、手数料の分はインデックスファンドに負けてしまいますよね。
ただ、市場平均に勝ち続けているアクティブファンドを探すことは素人には無理だろう、と思います。
結論!中長期で運用する、投資信託の商品選びに自信がない人は、インデックスファンドを選ぶべし
日本株、米国株、EU株すべてにおいて、過去10年間のトータルリターン平均では、インデックスファンドが勝っている。
かの有名な投資の神様のウォーレン・バフェットも遺産の90%はインデックスファンドで運用すべし、と言っている
アクティブファンドも市場平均に勝ち続けているファンドはあるものの、探すのは素人には難しい。
上記から、筆者は、インデックスファンドを中心に投資信託を行っていきます。