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【初心者必見】投資信託の商品の種類について⑦(分配金のありなしについて)

みなさん、こんにちは。 今回も投資信託の商品の種類について考察していきたいと思います。主に、分配方法について考察していきます。

投資信託の分配金とは

分配金の意味を考えてみる

投資信託には、分配金(正式名称は収益分配金といいます)という仕組みがあります。

投資信託協会でその意味を調べると、投資信託の運用の結果、得られた収益を口数に応じて決算ごとに投資家に分配するお金のこと。」と出てきます。また、その解説には、「分配金を出すかどうか、またはどのくらいの額を出すのかは、投資信託の約款や投資信託協会の規則に基づいて運用会社が決定するため、状況によっては分配金が出ないこともあります。」とあります。

読んで字のごとく、分配金とは、投資信託の運用結果で投資家に分配されるお金のことを言うが、商品によって出すかどうか、どのくらいの額を出すのかが決まるもの、ですね。

 

分配金には2種類ある

普通分配金

普通分配金

「普通分配金」とは、「購入時の基準価額を上回る部分の分配金」のことです。つまり、元本を上回った部分の分配金になります。

元本より多い部分の分配金となりますので、課税対象となります。運用で得られた利益を投資家の利益として、分配金の形で支払うことになるため、その段階で課税されることになります。

 

特別分配金(元本払戻金)とは

特別分配金

一方、「特別分配金(元本払戻金)」とは、「元本(購入価格)の払戻しに相当する部分」のことです。つまり、投資家が自分で支払った金額の払戻しに相当するということです。そのため、特別分配金は、「普通分配金」とは違い非課税扱いとなります。自分が投資したお金が戻ってくるだけなので、当然ですよね。

 

預貯金の利息や株式の配当金とは違う

分配金と混同しやすいものとして、預貯金の利息や株式の配当金がありますが、預貯金の利息は、事前に決められた利率にもとづいて支払われますものとなります。また、株式の配当金は、投資先の企業が利益の一部を投資家に支払う仕組み(企業が支払う)です。

分配金の額は運用成績によって異なります。半年や1年など一定期間での投資信託の運用状況に応じて、運用会社から支払われるものとなります。

分配金のある投資信託と分配金のない投資信託のどちらを選ぶべきか

分配金がある投資信託とない投資信託のどちらが良いか、という議論はそもそもするべきではありません。

それを決定するのは、投資する人の投資方針によって決定されます。

一定のタイミングで一定の額を受け取りたい方は分配金のある投資信託を選ぼう!

投資方針が一定のタイミングで一定の額を受け取りたい、という方であれば、分配金を受け取れる投資信託を選択するべきです。

ただし、一方では、投資信託で得た利益が還元されてしまうので、複利効果は小さくなります。つまり、投資信託で得た利益をもらわずに再投資することによって元本が増えていくこととなり、それだけ複利効果は大きくなります。

長期での投資を考えている方は分配金のない、もしくは再投資が自動でできる投資信託を選ぼう!

上記で述べている通り、分配金をもらわない、もしくは再投資ができる投資信託は、投資で得た利益を元本に回せますので、複利効果は大きくなります。ついては、長期で投資を考えて、長期で利益を得たいと考えている方は、分配金のない、もしくは再投資ができる投資信託を選びましょう。

まとめ

さて、ここまで、分配金のあるなしのどちらが良いか考察してきました。

筆者は、老後の豊かな生活を目指して投資を行っていくこととしていますので、それまでの分配金というものは必要ありません。

ついては、分配金のない、もしくは再投資できる投資信託を選択し、長期で老後の豊かな生活を目指していきたいと思います!

一緒に頑張っていきましょう!!!

 

 

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