みなさん、こんにちは。 今日は、開設する証券口座をどこの金融機関にするかを考察していきたいと思います。
金融機関を選択するための前提条件について
これまで、考察を続けてきたものを整理していきたいと思います。
投資で上げた利益に税金がかからないので、NISA口座を活用すること
通常の口座で投資信託を実施すると、20%を超える税金がかかってしまいます。そこで、税制優遇があるNISA口座を使うことでこの20%の税金を減免できます。
つみたて期間が長いつみたてNISAを採用する。
NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類がありますが、筆者は老後の豊かな生活を目的に投資信託を行うこととしているので、つみたて期間が長い方が良いです。「一般NISA」は5年しか活用することができませんので、20年活用できる「つみたてNISA」を選んでいきます。
takewoinvestment.hatenablog.com
iDeCoも併用した方が良いが、本記事はとりあえずNISAでの口座を考察する
iDeCoは筆者の最大の目的である老後の豊かな生活を実現するために、国が用意した税制優遇制度になります。本来の筆者の目的からするとiDeCo一択であるところですが、筆者の隠れた目的として、投資信託の勉強もあるので、NISAとiDeCoの併用で行きたいと思います。
金融機関別の口座選定
ネット口座と実在口座の比較の結果は変わりはない!
金融機関を選ぶといっても、投資信託を行っている金融機関は非常に多くあります。すべての金融機関を比べることはできないので、ネット銀行の2トップである「SBI証券」と「楽天証券」、実在証券会社の3大証券会社である「野村証券」「大和証券」「SMBC日興証券」、あともう一つ「松井証券」を入れて6つで検証してみたいと思います。
検証の結果としては以下の通りです。
〇実在口座とネット口座について
実在口座では、三大証券会社の手数料は非常に高いものがありましたが、3社ともネット口座を保有しており、このネット口座をつかって「つみたてNISA」を行うことで、手数料の心配はする必要はありません。
ついては、「つみたてNISA」を「ネット口座」で行う限り、ネット専用証券会社でも3大証券会社でも変わりはない、という結論に至りました。
取扱商品数については、「SBI証券」「SMBC日興証券」「松井証券」「楽天証券」が頭一つ抜けている
つぎに、取扱商品数について、考察を進めていきます。
これも、上図に記載しております。
記載している4商品は2023年10月21日現在で投資信託の純資産額のトップ5の取扱いがあるかどうかを検証しています。(4つしか商品がないのは、残りの一つは「つみたてNISA」に取扱いがないようなので・・・)
結果としては、「SBI証券」「SMBC日興証券」「松井証券」がすべての商品について取扱いがあり、「楽天証券」が一つを除き取扱いがある状況です。
取扱商品の比較の結果としては、「SBI証券」「SMBC日興証券」「松井証券」「楽天証券」の中で選んでいくことが妥当だと出ています。
WEBユーザビリティについては、「松井証券」と「楽天証券」が飛びぬけている
つぎに、WEBのユーザビリティについて考察を進めていきたいと思います。
ユーザビリティについては、トライベック様のホームページで証券・保険会社のユーザビリティとして報告されています。
上記6つの会社の実に5つの会社が入っています。
WEBユーザービリティの結果としては、「松井証券」「楽天証券」「大和証券」「野村証券」「SBI証券」の中で選んでいくことが妥当だと出ています。
※トライベック様ホームページから引用
まとめ
「つみたてNISA」の口座を開設する金融機関については、考察の結果、以下の通りとなりました。
ネット口座と実在口座では変わりはない!
取扱商品数で選ぶと、「SBI証券」「SMBC日興証券」「松井証券」「楽天証券」
WEBユーザビリティで選ぶと、「松井証券」「楽天証券」「大和証券」「野村証券」「SBI証券」
すべて考察すると、「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」の3つの中から選択するべきとなりました。この3社については、遜色なくどこを選んでも大丈夫、というのが筆者の所感です。
結果として筆者は、楽天カードや楽天モバイルを使っているので、「楽天証券」で「つみたてNISA」の口座を開きたいと思います。