初心者おっさんサラリーマンのETF投資

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【初心者必見】投資信託で狙っていくべき利益率は5%とすることについて

資産運用①


みなさん、こんにちは。 今日は、投資信託を行っていくための目標について考察していきたいと思います。
この目標設定は非常に重要で、目標設定に応じて投資方法が変わっていくこととなります。
筆者はインカムゲインで利益を継続的に取得していきたいので、インカムゲインでの目標について考察していきます。

目指すべき姿について

「億り人」とは

いわゆる「億り人」になりたい、と思ったことはみんなあるのではないしょうか?筆者ももちろん思ったことあります。

数億円の資産をもって、経済的自由の獲得!

仕事をしなくても生活をしていくことができる!

こんな夢の生活を思い描いた人も多いと思います。筆者ももちろん思ったことあります。

そもそも、「億り人」とはなんでしょうか?

筆者が解釈している「億り人」とは、一定の額(とはいえ一般人にはかなり無理目は額です)をなんらかの方法(ここが重要)で稼ぎ出し、そのあとは稼ぎ出した一定の額の利息や投資信託等で得られる利益等で生活ができる人という意味合いだと考えています。

つまり、六本木ヒルズとかで優雅な生活を送っている人(筆者の偏見です・・・)を「億り人」というのではなく、持っている資産の利息や利益で生活ができるひとということとなります。ここで、次に重要となってくるのは、じゃあ、生活費はいったいいくらなのかということです。

筆者は、冒頭述べさせていただいているように、定年後に豊かな生活を送ることを目標に投資を始めようと考えているので、定年後と思われる65歳以上の生活費や年金を指標として考察していきます。

 

生活ができる金額とは(月間平均25.6万円)

生活ができる金額というのは、どれくらいになるのでしょう?

これは、まさに千差万別で一概には申し上げられません。上記で考察したように六本木ヒルズで生活するような方は、月に何百万円もかかるでしょう。ただ、一般的な人はどうでしょうか?これも正直一概には言えませんが、指標がありますので、これを参考にしていきたいと思います。

参考にするのは、総務省が発出している「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)」から引っ張ってきます。国の指標なので一定の信頼感は得られるものと思います。65歳以上の夫婦の金額を確認します。

結論としては、25万5,551円でした。

まずは、これを指標として、年金の額等の収入を差っ引いていきたいと思います。

www.stat.go.jp

年金の額はいくらになるのか?(21.9万円)

年金というのは、定年後の生活設計を行うのに非常に重要な収入源となります。

年金額というのは、その人の収めた税金や国民年金なのか厚生年金なのかによって全然違います。

ここでは、本ブログがサラリーマンのほったらかし投資を標榜しているので、厚生年金をベースに検討していきます。ただし、サラリーマンの年金額についても人によって全然違いますので、厚生労働省が発出している「令和4年度の年金額改定について」より、「令和4年度の新規裁定者(67 歳以下の方)の年金額の例」を引っ張ってきたいと思います。

【参考】厚生労働省発出「令和4年度の年金額改定について」

その金額は、219.593円となります。

 

投資信託で必要な利益について(3.6万円)

上記の「生活ができる金額」から「年金額」を差し引いた金額を投資でできた利益で埋めることができれば、定年後も豊かな生活ができるものと考えます。

255,551円 ー 219,593円 = 35,958円

上記の通り、「生活ができる金額」から「年金額」を差し引いた金額が35,958円となりました。

年間になおすと、431,496円となります。

つまり、年間で40万円投資で得られれば、豊かな生活を送ることができるということです。特に、この40万円は元本を崩すことなく投資の利益のみで得ることができれば死ぬまで安泰ということが言えるのではないでしょうか?つまり、インカムゲインで得るということです。

 

投資信託で必要な利益を出すための資金について

上記の43万円を安定的に投資のインカムゲインで稼ぎ出すために必要な資金を計算していきます。

ここで、「トリニティスタディ」というちょっと難しい理論を採用したいと思います。

「トリニティスタディ」という理論は、トリニティ大学の3人の金融学教授によって1998年に発表された論文です。

難しい理論等は、筆者もわかりませんが、

自分の持っている資産の年4%以内の範囲内で生活ができるようであれば、自分の持っている資産は目減りしない。

というものです。

つまり、年4%で431,496円を稼ぐことのできる資産を持っていれば、定年後に豊かな生活をしていくことができるということです。

逆算すると、

定年時に1,000万円の資産を持っていれば、定年後も豊かな暮らしができるということとなります。

 

定年までに1,000万円の資産形成をするために必要なに利回りついて

さて、ここから最後です。

筆者が用意している資産と今後投資している金額、定年までの年数について以下に示します。

  • 種銭     100万円
  • 毎月の投資額  2万円
  • 投資年数      20年

これで1,000万円にするために必要な利回りは、4.5%となります。

なぜ、4.5%となるかは、次回の「複利」で詳しく考察していきますが、複利シミュレーションサイトで試算してみたところ、4.5%となりましたので、筆者の目標利益率は5%として頑張っていきたいと思います。

みなさんも、この記事を参考にぜひ、自分の目標利益率を考察してみてください!

 

まとめ

〇筆者の投資の目的は、定年後に豊かな生活を送ることができること

〇定年後、夫婦2人の生活費は、255,551円

〇夫婦2人の厚生年金額は、  219.593円

〇差し引いてみると、       35,958円(年額431,496円)

〇年額431,496円をインカムゲインで稼ぐためには、1,000万円必要

〇元資金で1,000万円稼ぐためには、年4.5%の利回りが必要

 ※用意した元資金や毎月の投資額で変わるので要注意

 

 

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