みなさん、こんにちは。 今回は、新NISA(つみたて投資枠)における米国株の中で「NYダウ」と「S&P500」と「NASDAQ100」のどの指標を選んでいくか考察していきたいと思います。
これまで、「先進国株」と「全世界株」について考察してきましたが、今回はとうとう「米国株」について考察していきます。
※これまでのおさらいはこちらの記事をどうぞ!
takewoinvestment.hatenablog.com
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米国株の代表的な指数は「NYダウ」と「S&P500」と「NASDAQ100」の3つある!
みなさんも名前くらいは聞いたことあると思います。
「NYダウ」と「S&P500」と「NASDAQ100」は全部非常に有名な指標ですよね。
NYダウとはアメリカ各業種の代表的な30銘柄で構成されている。
NYダウ平均株価とは、アメリカのニュース通信社であるダウ・ジョーンズ社が算出しているアメリカの代表的な株価指数です。一般的にはダウ工業株30種平均を指し、日本では「ダウ平均」や「NYダウ」と言う呼び方もあります。ニューヨーク証券取引所やNASDAQ(ナスダック)に上場されている代表的な30の優良銘柄を対象として、連続性を持たせる形で株価の単純平均を算出しています。 算出は1896年に始まりましたが、1928年10月以降に30銘柄で構成するようになりました。
NYダウの主な構成銘柄
「アップル」「アムジェン」「アメリカン・エクスプレス」「 ボーイング」「キャタピラー」「セールスフォース」「シスコ・システムズ」「シェブロン」「ウォルト・ディズニー」「ダウ」「ゴールドマン・サックス・グループ」「ホーム・デポ」「ハネウェル・インターナショナル」「IBM」「インテル」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「JPモルガン・チェース」「コカ・コーラ」「マクドナルド」「スリーエム」「メルク」「マイクロソフト」「ナイキ」「P&G」「トラベラーズ」「ユナイテッドヘルス・グループ」「ビザ」「ベライゾン・コミュニケーションズ」「ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス」「ウォルマート」
S&P500は上場している銘柄から時価総額の大きい主要500社で構成されている
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQ(ナスダック)に上場している銘柄から時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の株価指数。1941年から1943年の平均を10としており、市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されています。
S&Pの主な銘柄
GE、ファイザー、フォード、テスラ、インテル、バンカメ、GM、ボーイング、タペストリー、フィリップモリスなど。
NASDAQ100とはナスダック市場に上場する時価総額の大きい上位100社で構成されている。
米国のナスダック市場に上場する金融セクター以外の銘柄のうち、流動性が高く時価総額の大きい上位100銘柄で構成する株価指数す。
資本、時価総額、利益、キャッシュフローなどから構成される基準のうちどれか一つを満たせば、新興企業によく見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があります。
世界的なIT(情報技術)企業の割合が高いのが特徴となります。
なお、NASDAQ100指数とNASDAQ総合指数は異なる指数です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは、米国株すべてを網羅している指数
米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数です。
新NISAのつみたて投資枠でリスクを取るならNASDAQ100、王道はS&P500
NASDAQ市場は、1971年に世界で初めて電子株式市場として開設され、現在はベンチャー企業の最大の市場となっています。そのNASDAQ市場で構成されている銘柄の中からNASDAQ100は選ばれており、米国外の企業も対象としており、基準を満たしていれば赤字企業でも採用されている。
採用基準は時価総額が61億ドル以上、4四半期連読で黒字を維持、発行株式の流動性が高い(浮動株が発行株式総数の50%以上)企業となっており、セクター(業種)バランスを加味した上で選出されます。現在米国の株式市場の時価総額の8割をカバーしていることから、S&P500はおおまかに捉えると米国株式市場(米国経済)全体に連動している株価指数と言えます。
新NISAのつみたて投資枠の指定インデックスにNYダウはなかった
つみたて投資枠にNYダウに準拠する商品はありませんでした。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスはもっともリスクとリターンがある
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国市場の株をすべて網羅しているので、リスクもあるものと考えます。
※つみたてNISAで商品選定したページはこちらをどうぞ!
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