さて、本日は、個人投資家が投資信託を行う上で、リーマンショックから学ぶことを考察していきたいと思います。
分散投資の重要性
まずは、なんといってもこれだと思います。
リーマンブラザースは、サブプライムローンに傾注してしまった結果、住宅バブルが破綻したことにより、崩壊の一途をたどっていくこととなりました。
我々も、投資信託を行う場合は、分散投資を行うことが非常に重要だと思います。
筆者のブログでも分散投資の重要性については、複数の記事にわたって述べていますが、「分散投資」とは、投資する資産、地域、業種や、投資タイミングなどを統一せず、複数に分けて投資する手法です。
もし一度にまとめて1つの銘柄に投資した場合、その資産と一蓮托生となってしまい、もし、その資産が暴落した場合は、自分の資産も大幅に減ってしまいます。
そこで、分散投資が良い、と言われています。
例えば、まったく違う値動きをするものを2つ組み合わせれば、片方が下がってしまってももう一方がそれを上回る勢いで上がっていればカバーできる可能性があります。このように違う値動きをする資産を買うことを「分散投資」と言います。
「分散投資」には、「資産別」「地域別」「銘柄別」「時間別」があり、それぞれでどのようにしていくかを検討していくことが重要です。
↓分散投資について、詳しく知りたい方は、以下の記事を確認ください!
takewoinvestment.hatenablog.com
takewoinvestment.hatenablog.com
takewoinvestment.hatenablog.com
流動性の確保
我々が投資信託を行う場合には、流動性の確保が非常に重要になってきます。
流動性の確保とは、すぐに現金化できる資産の確保とも言えます。
リーマンブラザーズは、短期借入に大きく依存しており、資金調達のために日々の市場に依存していました。金融市場が不安定になると、必要な資金を調達することが難しくなっていきました。さらに、市場の信頼が低下し、他の金融機関や投資家からの支援を得ることができなくなりました。
このようなことが、我々のような個人投資家にも発生するリスクがあります。
自身の資産をすべて投資信託に回してしまうと、たとえば、急病やトラブルに巻き込まれた場合にお金が必要となってもすぐに準備することができず、大きなトラブルに発展してしまうこととなります。
「生活に必要な資金を6カ月分用意して、この資金とは別に用意した資金を投資に回す」ということが良く言われています。
投資信託は、生活に必要な資金は別として行うべきものです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
リーマンショックから我々がまなぶことを考察していきました。