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日本の為替相場の歴史を徹底解説!⑱(リーマンショック④金融機関の崩壊)

今日は、リーマンショックの5回目です。

とうとう、リーマンブラザーズの崩壊に言及していきたいと思います。

 

リーマン・ブラザーズサブプライムローンを多く保有していた理由

リーマン・ブラザーズは、サブプライムローンが発端で破綻することとなりますが、では、なぜ、リーマンはサブプライムローンを多く保有していたのでしょうか?

高い収益性

サブプライムローンは高リスクである一方、高い利回りを提供するため、短期的な利益を追求する投資銀行にとって魅力的でした。

証券化の普及

サブプライムローン証券化し、モーゲージ担保証券(MBS)として販売することで、リスクを分散しつつも高い収益を得ることができました。リーマンブラザーズはこの証券化ビジネスに積極的に取り組んでいました。

証券化について詳しく知りたい方は、以下記事を参照してください!

takewoinvestment.hatenablog.com

住宅市場の過信

当時、多くの金融機関は住宅価格が上昇し続けると信じており、サブプライムローンのリスクを過小評価していました。リーマンブラザーズも例外ではなく、住宅市場の成長に依存していました。

競争圧力

ウォール街の他の大手金融機関も同様にサブプライムローンに投資しており、リーマンブラザーズも市場シェアを維持するために同じ戦略を取らざるを得ませんでした。

リーマン・ブラザーズ崩壊

リーマンブラザースはこのようにサブプライムローンを多く持っており、住宅バブルが崩壊したことにより、破綻することとなってしまいました。

サブプライムローン問題の発生

上記のように、サブプライムローン証券化して販売するビジネスモデルに大きく依存していました。サブプライムローンは高リスクでありながら高利回りを提供するため、短期的な利益を追求する投資銀行にとって魅力的でした。

住宅バブルの崩壊

2007年にアメリカの住宅市場が崩壊し、サブプライムローンの返済率が急速に悪化しました。これにより、リーマンブラザーズが保有する証券化商品の価値が急落し、巨額の損失を被りました。

資金調達の困難

2008年に入ると、リーマンブラザーズは資金調達が困難になり、信用不安が広がりました。2008年6月から8月にかけて、リーマンブラザーズは2四半期連続で赤字を計上し、顧客や取引先の信頼を失いました。

救済交渉の失敗

リーマンブラザーズは身売り先を探してアメリカやヨーロッパの金融大手各社と交渉しましたが、不調に終わりました。最終的に、アメリカ政府や連邦準備制度理事会FRB)からの救済も得られず、2008年9月15日に連邦倒産法第11章の適用を申請しました。

 

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

リーマンブラザーズが破綻しました。

次回は、リーマンショックに学ぶ投資信託について考察していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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